ゆず茶の手作りの良さは、添加物を使わず、ゆずをたくさん入れて作れることが出来ることです。
市販のものは、無添加のものもありますが、増粘剤や酸化防止剤、ゲル化剤など使われているものもあります。
混ざりもので、量を増やしているものもあります。
それに比べ農家のお母さんたちが手作りして直売場などで販売している加工品はには安心感があります。
形が悪くてそのまま販売できないモノなどを、『もったいない』精神で加工したものや、たくさん収穫出来たので長期保存を考え加工しているものが多く、使われている材料もシンプルだからです。
手作りの良さは、安心感と素材を十分に活かし美味しく作れることですね。
ゆず茶の材料はシンプルに、ゆずと砂糖だけで作ることが出来るのですよ。
それも切って混ぜるだけなので作り方も簡単です。
ぜひ、ご家庭でも自家製ゆず茶を作ってみてください。
ゆず茶には、体に良い効能がたくさんあり、体を温めてくれますよ。
簡単ゆず茶の作り方をご紹介しますね。
安心の手作りゆず茶
手作りの良さとは何でしょうね?
昔は何を作るのも手作りで、地域にあるものを、収穫できた時期に大切に使い、たくさん収穫出来た時には、傷ませないようにと加工し、手作りが基本でしたね。
戦後の物資が少ない時代は、モノを作ることに懸命に取り組み、生活のためにモノを生み出していた時代もありましたが、現在は便利さを追求し、機械化が進み、オートメーションで大量生産されたモノが豊富で、何でも買えば手に入る時代となりました。
便利さ、見た目などが重視されてきましたが、この反面、手作りの良さにも注目が集まっていますよ。
手作りのよさとは安心感やぬくもりといった、目には見えないものだったり、量産できない希少価値感だったり、匠の味や技だったりもします。
『冬仕事のはじまり』季節を感じられるのもいいですね。
手作りして、絶対に美味しく出きる保証はないが、失敗したとしても、自分で作ると愛おしく感じ、個人的感想ですが味にも深みを増すように感じます。
もちろん、美味しく出来たら嬉しいですよ。
既製品の方が確実で手間もかからず良いと感じる方ももちろん良いと思います。
価値観は人それぞれですからね。
そう、手作りは手間がかかるのです。
そして、コストもかかることが多いのです。
さすがに家庭で作る際は人件費まで計算しないでしょうが、買った方が安上がりとなることも確かにありますね。
しかし、手作りいいものですよ。
今回は11月から12月頃に収穫を迎えるゆずで、失敗しない『ゆず茶』の作り方をご紹介しますね。
ゆず茶の手作りレシピ
ゆず茶の材料はたった2つですよ。
作り方も、切って混ぜれば出来上がりと、簡単です。
材料
ゆず・・・適量
砂糖(上白糖、三温糖、てんさい糖、氷砂糖、はちみつなどお好みで)・・・ゆずと同量が基本
作り方
①ゆずをきれいに洗います。
汚れがひどい場合は、塩もみすると、ゆずのゴツゴツした皮の表面の汚れもきれいに落ちますよ。
塩もみして、水洗いし、水気を切りましょう。
②半分にカットし、果汁を搾ります。
果汁に種が入らないように、ボールとざるを使うと良いですよ。
③皮を千切りに細かくカットします。
種は予め取っておきましょう。
④皮と果汁を合わせ、重さを量り、同量の砂糖と混ぜ合わせます。
砂糖の量は、甘さ控えめが良ければ2/3ほどに減らしても良いですが、あまり減らし過ぎると、保存が効きませんよ。
⑤きれいに消毒した保存容器に入れれば出来上がりです。
出来てすぐより1週間ほど熟成させた方が、ゆずと砂糖がしっかり馴染み、美味しくいただけますよ。
保存は冷暗所又は冷蔵庫に入れて保管しましょう。
保存期間は、ゆずと砂糖を同量で作ってものであれば、約1年ほど保存がききます。
しかし、長期保存をしようとするには、使用する器具や容器の消毒と、瓶詰めの際に脱気をしっかり行わないといけません。
まな板や包丁などの器具の殺菌には熱湯殺菌を、保存瓶は煮沸殺菌がおすすめですよ。
瓶詰めで、脱気とはゆず茶を瓶に入れ、瓶の中の空気を抜くことを言います。
方法は、瓶の蓋を軽めに閉め、瓶を湯煎にかけ、瓶の中の空気を温めます。
瓶を湯煎からあげ、軽く蓋を開け、空気を出し、しっかりと閉めれば脱気が出来ますよ。
最初うまくいかないかもしれませんが、コツを掴めば脱気も簡単に出来ます。
ゆず茶を手作りすれば、1年中楽しむことが出来ますよ。
しかし、砂糖をはちみつに変えた場合は、日持ちがしにくいにで早めに使いきりましょう。
保存する際はあまり大きな容器でなく、小分けにしておくことがおすすめですよ。
瓶を開封してしまうと、冷蔵庫で2週間ほどで使いあげましょう。
瓶に雑菌を入れないためにも、きれいなスプーンを使い、使用後は速やかに冷蔵庫に保存しましょう。
手作りだと、ゆずと砂糖だけの無添加ゆず茶を作ることが出来ますよ。
砂糖を変えることで味わいや風味も変わりますし、保存期間によっても、出来たての頃と1カ月、2カ月と熟成が進んだ時では味わいが変わりますよ。
色も濃ゆくなりますが、問題はありません。
お好みで砂糖の分量も変えられますし、オリジナルが出来ますよ。
手作りゆず茶の使用方法
ゆず茶の基本的の飲み方は、お好みの分量のゆず茶をカップに入れ、お湯を入れて混ぜれば完成です。
体を温めたいときや、風邪予防などに効果的ですよ。
ホットだけでなくとも、アイスでも美味しくいただけます。
炭酸水で割れば、爽やかな飲み物になるし、紅茶に入れれば甘みと香りがプラスされますよ。
お酒類にも合い、飲み方も色々出来ます。
飲むだけでなく、ゆず茶は料理やお菓子作りにも使えますよ。
パンにぬってもいいですし、ヨーグルトなどのトッピングにもなります。
簡単な料理では、酢の物の甘みとして、またゆず風味にするのにも便利ですよ。
お肉の下味や、煮つけの隠し味にと使ってみてください。
ゆずには健康にするパワーが秘められています。
風邪予防だけでなく、ビタミンCを多く含み、美肌や美白効果なども期待出来るので、あなたのティータイムにゆず茶にプラスしてみてはいかがですか?
就寝前に飲むと、体も温まりますし、安眠効果もあるのでおすすめですよ。
手作りしたゆず茶は、どこにもないあなただけの味になります。
ジャムのようにコトコト煮ることもなく、カットして混ぜれば簡単に出来るので、ゆずが手に入ったら一度試してみてくださいね。