家族みんなが飲む井戸水にピロリ菌が潜んでいるかどうか気になりませんか?
もし、ピロリ菌に感染してしまうと胃がん、胃炎、十二指腸潰瘍などのリスクが高まってしまいます。
そんな恐ろしいピロリ菌に感染してしまう前に、まずは井戸水にピロリ菌が潜んでいる可能性を確認していきましょう。
井戸水にピロリ菌がいるかどうか検査できない!?
井戸水にピロリ菌が潜んでいるかどうか検査できればいいんですが、、、
残念ながらピロリ菌だけを検査する方法はありません。
保健所や水質検査キットで調べられるのは一般細菌や大腸菌などの、病気を引き起こす汚染とは直接関係ない細菌だけなんです。
もちろん、安全に井戸水を飲むために水質検査は必須ですが、それでピロリ菌の有無を確実にチェックできるわけではありません。
そもそも井戸水にピロリ菌は潜んでいるの?
もし、井戸水にピロリ菌が存在するはずがないのであれば、ピロリ菌について心配する必要はないですよね。
日本地下水学会では、地下水のピロリ菌について次のような見解を示しています。
地下水からピロリ菌に感染するという情報は、地下水学会としては持ち合わせていません。ピロリ菌については、専門の学術団体である日本ヘリコバクター学会、あるいは日本消化器病学会にお問いする方が良いと思います。
地下水にピロリ菌は存在しないと断言しているわけではありませんが、日本地下水学会ではピロリ菌に感染するとい情報は持ち合わせていないようです。
ただし、他の色々なサイトを参考にしてみると、
井戸水が感染ルートになる可能性も否定できません。
そこで井戸水を安心して飲むには煮沸することが一番手っ取り早い方法です。
具体的には15分間以上煮沸させることでピロリ菌やその他の細菌を殺滅することができます。
家庭で使うような浅い井戸は水質が変動しやすいので、定期的な水質検査で問題がなくても念のため煮沸処理しておくと安全に井戸水を飲むことができますよ。