汗がにじみ出るような夏の熱い日に麦茶を飲んで腹痛を起こしたことはありませんか?
麦茶って美味しいですし、ノンカフェイン・ノンカロリーの割にミネラルが豊富で夏の熱中症対策としてもよく飲まれているんです。
しかし、そんな麦茶にも1つ弱点が...
それは雑菌が繁殖しやすいという点です。
麦茶は無添加で、麦に含まれる炭水化物を菌が好むことから雑菌が繁殖しやすいんですね。
そこで今回は麦茶に雑菌が繁殖しやすくなる3つのケースをご紹介します。
雑菌が繁殖した麦茶を飲んでお腹を壊したり食中毒にならないためにも、しっかり読んでおいてくださいね。
目次
麦茶に雑菌が繁殖しやすくなる3つのケース
①麦茶を入れる容器に雑菌が潜んでいる
ティーパックで麦茶を作るとめっちゃコスパが良くて家計が助かりますよね。
でも、この時に気をつけて欲しいのは麦茶を入れる水筒やペットボトルの中の雑菌です。
ティーパックで作った麦茶で雑菌が繁殖していなかったとしても、水筒やペットボトルの洗浄不足で雑菌が繁殖してしまうことがよくあります。
水筒を使う場合は定期的に熱湯消毒やハイターで消毒をして、ペットボトルは使い回さないようにすると腹痛対策になりますよ!
②作り置きした麦茶で雑菌が繁殖する
作り置きした麦茶は、煮出しで3日目から、水出しで4日目から雑菌の繁殖が活発になるようです。
ですから目安として3日以内には必ず麦茶を飲み切るようにしましょう。
そして、麦茶を保存する場合は必ず冷蔵庫で保存してください。
③開封後の麦茶ペットボトルで雑菌が繁殖
ペットボトルの麦茶は開封後から菌の繁殖が始まると言っても過言ではありません。
テレビで取り上げられていたように、
飲みかけの麦茶のペットボトルは他の飲み物に比べて雑菌が繁殖しやすいんですね。
飲みかけのペットボトルの麦茶は食中毒になりやすいんだって!ご存知でした!?
数値は戦闘力じゃないよ。菌の数だよ。 pic.twitter.com/gW5O9ouozj— かつき (@bykatsuki) August 5, 2019
もしかすると「飲み口に口を付けなかったら大丈夫でしょ?」と思うかも知れませんが、空気中に含まれるホコリや菌などが入り込むこともあるので一概に口を付けなければ大丈夫と言うわけにもいかないんです。
ただ、ペットボトルに口を付けない方が雑菌の繁殖は抑えられるので、ペットボトルの麦茶をコップに注いだり流し飲みすることをオススメします。
飲料を長時間持ち歩く場合は麦茶以外の選択も!
特に暑い夏、
会社に飲み物を持っていったりお子さんに飲み物を持たす場合は、麦茶以外を選ぶと腹痛になるリスクを下げられます。
緑茶やスポーツドリンクを飲めば確実に腹痛を防げるわけではありませんが、雑菌の繁殖しやすさから考えると麦茶は最も危険だと言えるでしょう。
もし、どうしても麦茶を飲みたい、持ち歩かせたいのであれば次の4つの注意点を守ってみてください。
- 麦茶を常温保存しない
- 水筒は確実に消毒する
- 一度使ったペットボトルを使い回さない
- ペットボトルの飲み口に口を付けない
最近では熱中症対策のタブレットやアメなどがよくスーパーで売られているので、それらと組み合わせてると腹痛対策をしながら熱中症対策をしやすくなりますよ!