ホットドリンクと言っても種類は無限ですよね!
アレンジ方法がたくさんあるからです。
お湯を注ぐだけで出来る簡単ホットドリンク、コーヒーや紅茶をはじめ緑茶にココア、ハーブティーなどあげればきりがありません。
そんな中、あなたのお好みの1杯は何ですか?
今回はいつものホットドリンクを、ちょっとした工夫で美味しくする方法をご紹介しますね。
ホットドリンクに欠かせないお湯
どのようなホットドリンクを作るにも、必要なのはお湯ですねよね。
お湯がなければ始まりません。
家事の合間に一息つきたいとき、急な来客の際、お湯を沸かすところからスタートだと、時間がかかりますよね。
コーヒーや紅茶など、飲みたいときにすぐ飲めると嬉しいですが、お湯をやかんで沸かしても、ケトルで沸かしても待たなくてはいけません。
電気ポットを使用の方もいますが、頻繁に使う方ならいいですが、待機時間が長く、電気代がもったいないという意見もありますよね。
お水は水道水ですか?
ミネラルウォーターを使うなら心配はありませんが、水道水を沸かす際は気になる点があります。
水道水に残留塩素が含まれていることはご存じの方も多いですよね。
カルキ臭の原因で、水をキレイに殺菌するために用いられています。
カルキ臭は沸かすことで、分解され臭いは気にならなくなりますが、残留塩素があるために、もう1点問題があるのです。
それは『トリハロメタン』という物質で、発がん性の恐れがあると一時話題になっていました。
今のところ、水道水を飲んでも問題はないとされていますが、入っているのは事実で、それも水道水を沸かし、沸騰した直後、トリハロメタンの量が増加することも分かっています!
これを回避するためには、沸騰状態で15分から20分程沸かすと、トリハロメタンも分解されます。
お湯を15分以上も沸かすとなると、結構待たなくてはいけませんし、光熱費もかかりますよね。
やかんで沸かす時だけでなく、水道水を電気ポットやケトルで沸かす際にも同じことが言えるので、気になる方は、ミネラルウォーターの使用をおすすめします。
沸かすのすら、面倒だと思う方におすすめなのは、ウォーターサーバーですね。
これは、一度使ってしまうと手放せなくなる家電のひとつかもしれません!
我が家でも大活躍ですよ。
ウォーターサーバーの良い所は、温水と冷水がすぐに使える点ですね。
そしてカルキ臭に悩まされることもありません。
ウォーターサーバーがあれば、ボタンひとつでお湯が入れられ、お茶がすぐに飲めますよ。
お湯の沸くのを待つ必要がありません。
使い方も色々で、赤ちゃんのミルクづくりや料理のお湯を沸かす手間が省け、大変便利でもあります。
そんなウォーターサーバーで気になるのはやはり価格ですよね。
ボトルの水代が高いと思っている方も多いことでしょう。
しかし、ミネラルウォーターを頻繁に購入する方であれば、ウォーターサーバーの方がお得かもしれませんよ。
最近では、水道水を使用した『水道直結型ウォーターサーバー』という、水のボトルを必要としないサーバーが登場しているのです。
これによりコストも抑えられ、定額使い放題でご利用いただけますよ。
水道水をサーバーの中で、キレイにろ過する仕組みで、工場で水の処理を行うレベルと同じであり、購入する水と変わりありません。
むしろ、保管していない出来たての水がいつでも飲める点では勝っていますね。
ウォーターサーバーがあれば、カルキ臭やトリハロメタンを気にする必要もありませんし、お湯を沸かす手間も省け、手軽にホットドリンクを作ることが出来ますよ。
お湯とちょっとした工夫で、いつものホットドリンクが大変身!
お湯の準備が出来たら、何を淹れましょうか?
淹れる際に、ちょっとした工夫で、いつものホットドリンクが格段に美味しくなる方法があるのをご存じですか?
そして、手軽に飲めるおすすめの1杯後ご紹介します。
インスタントコーヒー
毎朝コーヒーを飲む方、ドリップコーヒーでゆっくり味わいたいでしょうが、時間のない朝はインスタントコーヒーと言う方におすすめの方法です。
カップにコーヒーの粉を入れて溶きますよね。
この際、少量の『 水 』で、粉を一度溶きます。
その後、適量お湯を注げば出来上がりです。
このひと手間で、ダマも出来ませんし、水で溶くことにより香りの良いコーヒーとなるのです!
コーヒーだけでなく、ココアも水で最初に溶くのがおすすめですよ。
一度試してみてください。
紅茶のティーバック
紅茶も茶葉から淹れて、優雅な時間を過ごしたいところですが、手軽なティーバックを使うこともありますよね。
カップにティーバックを入れ、お湯を注ぎ、チャプチャプとティーバックを揺すってしまいますが、美味しい淹れ方は違います。
材料は、お湯にティーバックだけと同じですが、香りの良い紅茶にするためには、揺すらないことがポイントです。
カップにティーバックを入れ、お湯を注ぐところまでは同じですが、ここでカップに蓋をします。
カップにかぶさるサイズのお皿などを置いてください。
茶葉を蒸らすために、1分待ちます。
蓋を取り、ティーバックをチャプチャプせずに(揺すってはダメ!)、左右に1往復させてそっと取り出せば完成です。
決して、ティーバックを絞ったりしないでくださいね。
ティーバックに残っているのは渋みや雑味なので、そっと取り出してください。
これで劇的に、香りと味が違ってきますよ。
緑茶の粉末茶
ペットボトルの緑茶はよく飲むけれど、緑茶を茶葉から淹れて飲まれる方は、かなり減っているようです。
そんな中、家庭でも簡単に緑茶を飲むには、粉末タイプの緑茶をおすすめします。
粉末タイプであれば、急須もいりませんし、お湯を注げばいいだけです。
茶葉を細かく粉にしているので、茶葉を丸ごといただけ、健康にも大変いいですよ。
お湯の温度は、沸騰して直後(100℃)ではなく、80℃くらいまで温度を下げて使いましょう。
素早く温度を下げるには、お湯を別の器に1度移すことで約10℃温度は下がります。
80℃にしたければ、再び器に移すことで、大体80℃になっているはずですよ。
緑茶には、ポリフェノールの1種『カテキン』が多く含まれ、コレステロールの上昇を抑制したり、脂肪の吸収を穏やかにしたりしますし、抗酸化・抗菌作用なども期待出来ます。
その他にも、カフェインで疲労回復や二日酔い対策も出来ますし、テアニンにはリラックス効果があり、ビタミンも豊富に含まれていますよ。
更に粉末茶で、うがいをすることで、口の中の細菌をやっつけるのに効果があるそうですよ!
口臭や歯槽膿漏が気になる方にはおすすめですし、風邪予防にも効果的です。
日本で栽培され、健康にも良い、緑茶をペットボトルではなく、茶葉から、もしくは手軽に飲める粉末茶で飲んでみてはいかがですか?
コーヒーや紅茶、緑茶以外のホットドリンクも、お湯を注げば手軽に飲めるものが多く、最近では小分けの包装になっているものや、濃縮タイプの液体タイプなど様々ありますよね。
もちろん分量通り作れば美味しく出来るのですが、お好みでアレンジを加えてみると、オリジナルのドリンクとなり、更に美味しいものが作れるのではないでしょうか!
色々試し、楽しいティータイムを楽しんでくださいね。