水道水のカルキ臭、気になりますよね。
鼻をつくツーンとした臭い。
カルキ臭を消すのに、レモンを入れたら消えると聞いたのですが、本当に消えるのでしょうか?
レモン水とは、水にレモンを浮かべたり、果汁を搾り入れただけものですが、レモンが入ることで、カルキ臭の問題が解決するなら簡単ですよね。
ただ、レモンの香りがプラスされただけではなく、消える仕組みをご紹介しますね。
水道水のカルキ臭がレモン水で消える仕組みとは?
レモン水の作り方はいたって簡単ですよね。
レモンをよく洗い、レモンを輪切りにするか、果汁を搾り水と混ぜっるだけです。
目安は、水200㏄に対し、レモン半分(20~40㏄)くらいです。
1日1個を目安に摂取しましょう。
レモン水の効果
レモン水は、爽やかな香りでリラックス効果があるだけでなく、レモンに含まれるビタミンCやクエン酸などの働きにより、美肌効果や疲労回復、整腸作用など様々な効果が期待されますよ。
ダイエット効果もあると言われたりもしますが、レモン水を飲むことで代謝が上がり、血行が良くなり、老廃物除去出来たり、便秘解消したりと、体の調子が整った結果ダイエットの効果がみられるのかもしれませんね。
レモン水には疲労回復効果もあるので、運動を組み合わせることで、ダイエット効果は更に期待出来るのではないでしょうか!
カルキ臭の原因は?
レストランやカフェなどのお冷にレモンが入っていることがあります。
爽やかな香りで、入っているだけでちょっと特別感がありますよね。
これもカルキ臭を消すためかもしれませんよ。
カルキ臭のツーンとした、臭いの原因はいったい何という方のために!
カルキとは次亜塩素酸カルシウムのことで、石灰またはさらし粉とも言われます。
水道水は河川などの水を浄水場に汲み上げ、様々な処理を行っていますよね。
その中で、水を殺菌するために使われるのが塩素です。
塩素は殺菌力が強すぎるので、次亜塩素酸カルシウムと混ぜることで、飲料水である水道の殺菌剤として利用できるようになったのですが、塩素と次亜塩素酸カルシウムを混ぜたことにより化学反応を起こし、カルキ臭がうまれたのです。
残念ながら今のところは、解決策がないようで、カルキ臭には自己対応するしかありませんね。
カルキ臭を消す方法とは?
カルキ臭を消すのに効果があるものは、レモンに含まれるビタミンCですよ。
化学反応でうまれたカルキ臭をレモンが消せるのは、レモンに豊富に含まれるビタミンCが塩素を中和し、カルキを分解する化学反応を起こすからです!
ビタミンCであれば、レモンだけでなく他の野菜や果物でも代用できますね。
レモンがない時は、ポッカレモンなどの果汁でも効果は同じですよ。
ポッカレモンであれば作り方も簡単で、水道水に入れればいいだけですが、ポッカレモンの場合は、濃縮還元なので、レモンの半分(10~20㏄)の量で大丈夫です。
水を飲む際、レモン水にすると、化学反応でカルキ臭は消え、レモンの爽やかな香りが楽しめ、その他の効果にも期待でき、良いことづくめではありあせんか?
もちろん、カルキ臭を消す方法は他にもありますよね。
水道水を煮沸すると蒸発して消えますし、浄水器の設置や、ウォーターサーバーの導入なども有効な手段です。
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レモンで掃除
レモン水を作った後、レモンを搾った皮は掃除に利用できるのですよ。
レモンにはクエン酸が含まれており、キッチン周りなどの水垢汚れに最適です。
皮でシンクや蛇口などこすると、酸性のクエン酸は、アルカリ性の水垢汚れを中和させ、汚れを浮かすことが出来るので、汚れが取れやすくなるのですよ。
ここでも化学反応でおこる中和が役に立っています。
なんだか理科の実験みたいなお話になりましたが、生活の中には様々な化学の力が関係していることを身近に感じたのではないでしょうか?
レモンでこんな魔法が!
バタフライピーとレモンの組み合わせ、面白いですね。
美容大国タイで人気の、バタフライピーはマメ科の植物でブルーがとてもきれいですよ。
子どもと一緒に酸性・アルカリ性のお勉強にもおすすめですね(笑)