トリハロメタンに発がん性があるって聞いたことありますか?
トリハロメタンは水道水に含まれますから、あなたも知らないうちにトリハロメタンを体内に取り入れている可能性が高いんです。
しかし、実際にトリハロメタンに発がん性はあるのでしょうか?
もし本当にトリハロメタンに発がん性があるなら今のまま水道水を使い続けるのはあまりにも危険ですよね。
そこで今回はトリハロメタンに発がん性があるのかどか調べてみました。
トリハロメタンに発がん性は認められる?
WHO(世界保健機関)によると、
トリハロメタンの一種、クロロホルムとブロモジクロロメタンは発がん性の恐れがあるとされています。
なぜ、”発がん性の恐れがある”という表現なのかというと、マウスでは発がん性を示す証拠が十分あるものの、人に対しての影響は詳しく分かっていないからなんですね。
人に対して発がん性があるかどうかわからないということは、発がん性があるかも知れないし無いかも知れないということです。
発がん性があるかも知れないトリハロメタンの水質基準
トリハロメタンに発がん性があるかどうか正確にわかりませんが、トリハロメタンの水質基準は”発がん性がある”ことを前提に定められています。
WHOでは発がん率が10万分の1を越さない1Lあたり0.2mgに設定されています。
日本ではさらに厳しく1Lあたり0.06mgに設定されているんですね。
だから日本の水道水を飲み続けたとしても、トリハロメタンが原因で発がんする可能性は限りなくゼロに近いと言えるでしょう。
発がん性が疑われるトリハロメタンを除去する方法
トリハロメタンを摂取して発がんする可能性がゼロに近いと言っても、可能性がゼロでないなら少し不安も残ると思います。
もし、トリハロメタンが確実に除去された水道水を飲みたいのであれば10分以上沸騰させてください。
水道水中のトリハロメタンは沸騰により一時的に濃度が高くなりますが、10分以上沸騰させることで消滅させることができます。
その他のトリハロメタンを除去する方法
トリハロメタンを除去するために毎回10分以上沸騰させるのは面倒ですよね。
そこでオススメなのは浄水器です。
浄水器は蛇口に取り付けるタイプのものでもトリハロメタンを除去することができます。
値段も3,000円前後で購入できるので、家計にダメージを与えることもありません。
たった3,000円で発がん性の不安を払拭できるなら安いもんじゃないですか?
ただし、製品によっては除去性能が低くトリハロメタンを除去できないので、性能説明をしっかり読んでから購入するようにしてくださいね。