空気が乾燥し、寒くなる時期は、喉の痛みや咳が出て困りますよね。
喉に違和感を感じたら、早めの対処を心がけましょ。
手軽に出来る喉のケアーとして!
おすすめなのが、ホットのはちみつレモンですよ。
はちみつとレモンがあれば簡単に出来る、自家製はちみつレモンの作り方をご紹介しますね。
喉のケアーに効果的なホットはちみつレモンとは?
喉の痛い時、咳がひどい時など、喉に違和感を感じたらどのような対応をしていますか?
喉あめをなめたり、うがいをしたり、もちろん薬を飲むこともあるでしょう。
喉にタオルやマフラーを巻いて温めるのもいいですが、今回おすすめするのは、はちみつレモンです。
なぜ、はちみつレモンが喉に良いかと言うと!
はちみつには?
殺菌・抗菌作用により喉の細菌を殺し増殖を抑える働きがあります。
はちみつには多くの成分が含まれ、効能が期待されますが、中でも『グルコン酸』が、強力な殺菌効果があると言われます。
しっとりとしたはちみつ粘りは粘膜を保護し、ダメージを受けにくくすることで、治りも良くすることが出来るのです。
風邪ウイルスなどからも身を守ってくれますよ。
主成分はブドウ糖や果糖で、砂糖より消化吸収が良く、すぐにエネルギーに変換できるので、栄養補給にも効果的です。
レモンには?
レモンにはクエン酸やビタミンCが多く含まれます。
体内に風邪の細菌が入り込むと、血液中の白血球が悪い菌をやっつけるために働きます。
ビタミンCには、白血球を活性化させる役割があり、免疫力をアップさせるのです。
クエン酸は、疲労回復に効果的で、疲れを感じた時にもおすすめです。
爽やかな香りは、リラックス効果もありますよ。
喉にいい効能のある、はちみつとレモンをミックスすることで、最強のアイテムになります。
温かくして飲むと、体全体から温まり、免疫力もアップされますよ。
はちみつレモンは喉の痛みや、イガイガする時、咳が出て止まらない時などおすすめです。
喉が痛いと、食欲も落ちますよね。
はちみつで効率よくエネルギー補給も出来、一石二鳥ですよ。
喉の痛みや、咳がひどくなった時には、迷わず病院に行き診察してもらってくださいね。
ホットはちみつレモンの作り方
はちみつとレモンさえあれば簡単に作れる、2タイプのはちみつレモンをご紹介しますね。
レモン果汁を使って
【作り方】
①レモンをよく洗い、1/2又は1/4にカットして、果汁を搾る
②カップに、果汁、はちみつを入れお湯で混ぜれば出来上がり
分量はお好みで調整してください。
1日の摂取の目安は、レモン1個分程にしておきましょう。
あまりとり過ぎると、レモンの酸が、胃腸を刺激し、歯のエナメル質を溶かす恐れがあります。
はちみつも、取り過ぎると糖分の取り過ぎになってしまいますよ。
はちみつはの購入の際に気を付けてほしいことがあります。
はちみつはどれも同じと思っていたら、残念ながら間違いです。
何の花の蜜かも違いはありますが、天然のはちみつ(ミツバチが集めた花の蜜から、ゴミなどを取り除いただけのもの)か、加工はちみつかの違いがあることを知っておきましょう。
加工はちみつには、匂いや色を消すためにミネラル成分を取り除いたものが、『精製はちみつ』と呼ばれ、はちみつに以外に糖類を加えたものが、『加糖はちみつ』と呼ばれ、水分を蒸発させるために、加熱されたものなどもあるのです。
はちみつの効能に期待するなら、天然のはちみつをおすすめします。
糖分の取り過ぎは、加糖されたはちみつを使う場合は特に気を付けましょう。
もしもレモンがなければ、ポッカレモンを使っても手軽に作れます。
レモンを漬け込む
①レモンをキレイに洗い、しっかり水気をきる
②レモンを3㎜~5㎜くらいに輪切りにスライスする
③消毒した容器に、レモンを敷き詰め、はちみつをレモンが漬かる量入れる
④一晩から1週間ほどおく
⑤レモンを漬けていたはちみつをカップに入れ、お湯で割る
レモンも一緒に食べてもいいですよ。
はちみつ漬けすると、皮まで使える点がいいです。
皮には栄養素がたくさんあるのです。
レモンに含まれる、ビタミンCやβ-カロチン、カリウム、カルシウムは果汁より皮に多く、なんと5~10倍も含まれているのですよ。
香り成分のリモネンも、皮に多いので、爽やかなかな香りも栄養素もしっかりはちみつに漬けることで取れますよ。
皮を捨ててしまうのは、もったいないです。
はちみつ漬けにして、1週間近く置くと、皮までしっかり漬かり、丸ごと食べれますよ。
皮には苦み成分があるので、嫌煙されがちですが、しっかり漬かれば美味しく召し上がれます。
苦味は、皮というより、皮と果肉の間にある、白いワタの部分が苦いのですよ。
皮まで丸ごと使うので、レモンを購入する際は、国産レモン、あれば無農薬レモンを選びましょう。
輸入されたレモンには、防カビ剤が使われており、洗ってもなかなか取れません。
輸入レモンの際は、果汁を使うか、皮をむいて使用することをおすすめします。
レモンの果汁、はちみつ漬けとも、喉に効く、美味しいホットドリンクになりますよ。
はちみつレモンにプラスして更にホットに!
はちみつレモンでも十分に美味しいですし、喉にも効きますが、アレンジして体も心も更にホットにしていきましょう。
はちみつレモン + 紅茶
体を温めるためには、熱い国で取れるコーヒーや発酵していない緑茶より、酸化発酵を行って出来ている紅茶の方がよいと言われます。
紅茶は発酵っを経て発生する紅茶ポリフェノールが健康に効果的なのですよ。
緑茶で喉のうがいをすると良い言われますが、発酵している紅茶の方がカテキンの殺菌作用の働き強くおすすめです。
甘みとレモンの香りがプラスされ、リラックス出来るティータイムですね。
はちみつレモン + 牛乳又は豆乳
一緒に取ることで、レモンのクエン酸がカルシュウムの吸収を良くしてくれます。
子どもの成長や骨粗しょう症にも効果的な組み合わせですよ。
牛乳又は豆乳を耐熱容器に入れ、電子レンジで温め、はちみつレモンを入れれば完成です。
ヨーグルトドリンクのような、とろみのある感じになり、喉を潤してくれますよ。
【はちみつにレモンと一緒に漬け込むとおすすめなもの】
はちみつレモン漬け + 生姜
生姜には殺菌作用や鎮痛作用、抗菌作用があるので、喉にも効果的ですし、血行促進効果があり体を温めてくれます。
冷え症の方や、風邪気味の時には特におすすめですよ。
生姜をきれいに洗い、薄くスライスして漬けると、甘酸っぱさの中にピリリと辛みも加わり、体をホットにしてくれます。
はちみつレモン漬け + 大根
大根はビタミン類を多く含み、抗菌作用や消炎作用があることで、喉に効きます。
コロコロにカットし、一緒に漬ければ出来上がりですよ。
意外な組み合わせと思うかもしれませんが、大根は昔から喉に良いと言われてきました。
大根のつま、お刺身の下によくひかれているあれは、殺菌効果が高いから、利用されてきたのです。
はちみつレモン漬けの大根、なますに加えてもいいですよ。
はちみつレモン漬け + リンゴ
リンゴには、クエン酸やリンゴ酸が含まれ、胃腸の働きを良くし、殺菌作用もありますし、ペクチンの働きで整腸作用もあります。
皮には多くのポリフェノールが含まれ、生活習慣病予防や美肌効果も期待出来ますよ。
リンゴの皮をきれいに洗い、スライス又は角切りにし漬け込みます。
酸により疲労回復や殺菌作用で喉にも効果的です。
はちみつに果物やナッツ類、ハーブやスパイス系など何を合わせても基本よく合いますね。
効能も色々ですし、香りや組み合わせで味わいも広がり、飽きずに楽しむことが出来ますよ。
但し、漬けるものにより日持ちのしにくいものもあるので、様子を見ながら少量づつ作ることをおすすめします。
はちみつレモンは様々な効能が期待されますが、1歳未満の赤ちゃんへは絶対に与えないでください。
『乳児ボツリヌス症』の恐れがあるからです。
はちみつレモンで、喉の痛みや咳を緩和し、体を温めることで風邪予防してくださいね。
喉に違和感を感じたら、直ぐに飲んでみてください。
市販でも、はちみつレモンのジュースや、粉末があり、手軽に飲め良いですが、あればはちみつとレモンを混ぜた方が効果は期待出来ますよ。
お好みの組み合わせで試してみてくださいね。