白い氷しか出来ないのはなぜ?聞けば納得の単純な理由とは?

B!

家庭で作る氷が白いのはなぜでしょう?

購入する氷は透明で透き通っていますよね。

同じ氷なのになぜ、違いがうまれるのでしょうか?

不思議です。

家庭でも透明の氷づくりが出来るといいですよね。

氷のでき方を検証していき、透明の氷の作り方をご紹介しますね。

家庭で作る氷が白くなる理由

家庭で氷を作ると白くなるのはなぜでしょうか?

 

 

理由

水の中に空気などの不純物が含まれているからです。

水は外側から氷になっていくため、空気や不純物は中心部に閉じ込められて凍ってしまいます。

ご家庭の冷凍庫は急激に冷えるので、外側は透明で、中心部分は白くなるのですよ。

白くなる原因は、空気や不純物なのですね。

 

空気や不純物を含まないお水を凍らせば白くならないし、空気を排出するようにゆっくりと凍らせることにより透明な氷を作ることが可能のようですが本当に出来るのでしょうか?

白い氷ではなく天然氷のような透明な氷を作る方法

天然氷とは?

自然の寒さで作られた氷ですよ。

 

 

山間で製氷池と呼ばれる池にお水を引き込み自然の寒さだけで凍らせる、昔ながらの方法ですよ。

日本で現在は5か所のみでの製造となっているそうです。

貴重な氷なのですね!

天然氷は電気は使わず、自然の寒さだけなのでゆっくりと凍っていきます。

ただお水を貯めておけば出来るものではなく、自然の中で作るので、雪や落ち葉などゴミが入らないように掃除を行ったりもしなくてはいけないし、気温が高くなってしまえば最適な環境でなくなり失敗をしてしまうこともあります。

自然相手で大変な労力の元、2週間から20日ほどかけて作られた氷なのですよ。

 

氷屋さんが作る氷もありますよ!

氷屋さんはマイナス10度くらいで、ゆっくりと凍らせる専用の冷凍庫を持っているのですよ。

 

 

凍らせ始めると空気や不純物のない所から凍り始めるので、不純物のない所が凍ったら中のお水を一度捨て、お水を加えを何度か繰り返すことにより、中央部分まで不純物の入っていない透明の氷が出来上がるのですね。

やはりこちらも手間がかかっているようです。

 

 

透明な氷を作るポイント

・空気や不純物を入れない

・ゆっくりと凍らせる

 

家庭でも透明の氷を作るころが出来るのでしょうか?

一般的な冷凍庫は大体マイナス20度くらいですので、氷づくりにはちょっと冷えすぎですね。

透明氷の作り方(NHKのあさイチで紹介があったものを参考にしています)

①不純物の少ないお水を準備

ピュアウォーターなどがおすすめですが、水道水を利用する場合は一度沸かし、冷やして利用すると良いですよ。

 

②製氷機にお水をいれる

 

 

③お水を入れた製氷機を、フリーザーバックに入れて、空気を抜く

 

 

④フリーザーバックの周りに乾いたタオルを巻く

出来たら2枚ぐらい巻くと急激に冷えるのが抑えられ、ゆっくりと冷やすことが出来ますよ。
⑤平らにした状態で冷凍庫に入れ、ゆっくりと凍らす
冷凍庫に温度設定が付いていれば、弱にするのがおすすめですが、他の食材が入っている場合は解凍する可能性があるのでご注意くださいね。
ご家庭でぜひ試してみてください。

透明の氷が白い氷より良いのはなぜ?

透明の氷は空気や不純物の入った白い氷より、解けるのがゆっくりなのが良い点です。

ゆっくり凍り、ゆっくり解けるのですね。

ジュースやお酒に氷を入れた際、解けるのが早いと、せっかく美味しい飲み物が解けた氷の水分で薄くなってしましますよね。

 

 

そうならないためにも、解けにくい氷が良いのです。

 

最近人気なのが、かき氷です。

夏には体を冷やしてくれ最高ですよね。

お祭りのかき氷も美味しいのですが、氷にこだわり手作りの蜜にこだわったかき氷を取り扱うお店も多くみられるようになりました。

貴重な天然氷を使ったかき氷は口どけがふわふわで、頭がキーンとすることも少なく、美味しいそうですよ。

 

冷蔵庫に装備されている、お水をセットしたら自動に氷が出来る、製氷機ではなく、ご家庭でも透明の氷作ってみてはいかがでしょうか。

氷にこだわってみるのもいいかもしれませんね。

せっかくこだわるならお水にもこだわりたいですね。

ペットボトルのミネラルウォーターが手軽ですが、ウォーターサーバーのお水でもおすすめですよ。

 

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