
水道水からウッ...と鼻を摘みたくなるようなカビ臭いニオイを感じたことはありませんか?
特に夏場はカビ臭さを一段と強く感じることがあると思います。
そこで気になるのが、カビ臭さの原因と体への悪影響ではないでしょうか?
この記事ではカビ臭さの原因から体への悪影響、カビ臭さ対策についてお伝えするので不安を取り除くためにも最後まで読んでみてくださいね!
目次
水道水がカビ臭い原因は何?
水道水がカビ臭くなる原因は”藻”です。
水道水や水道管にカビが生えているわけではありません。
もう少し詳しく言うと、ダムや湖に発生する藻が原因なんです。
水道水がカビ臭くなる原因は藻だった!
水道水がカビ臭くなるのは藻が分解する時に発生する、「2-MIB(2メチル・イソ・ボルネオール)」「ジオスミン」という物質が原因です。
この2つの物質が水道水中で一定量を超えるとカビ臭く感じてしまうんですね。
さらに詳しく見ていくと、2つの物質を発生する主な藻があるんです。
- 2-MIB
フィルミディウム・テヌエ、オシラトリア・リムネチカ - ジオスミン
アナベナ・マクソスポラ、オシラトリア・アニマリス、アファニゾメノン・フロスアクア
これらの藻を思えておく必要はまったくありませんが、水道水のカビ臭さの原因が実は”藻”だったということは覚えておくと豆知識に使えるかも知れません。
水道水のカビ臭さは体に悪影響を与える?
では藻による水道水のカビ臭さって体に悪影響を与えるのでしょうか?
私がいくつかの地域の上下水道のホームページを見てみたところ、カビ臭さは安全性に問題はないという報告がされていました。
繰り返しになりますが、水道水のカビ臭さの原因はカビではなく藻なので特段安全性に問題はありません。
しかし、安全性に問題はないと言っても、カビ臭い水道水を飲んだり使ったりするのはどうしても不潔感が拭いきれませんよね。
カビが原因ではないとわかっていても脳裏にカビが浮かんできて「もしかしたら本当にカビが生えているんじゃないか...」という心配をしてしまうかも知れません。
そこで、水道水のカビ臭をいくつかご紹介しますね!
水道水のカビ臭さを取り除くにはどうしたらいい?
ここでは水道水のカビ臭さを取り除く3つの方法をご紹介します!
①浄水器を取り付けてカビ臭知らずのお水に!
多くのご家庭で使われているのが浄水器です。
浄水器と一言で言っても実は色んな種類があるんですよ。
浄水器の中でもメジャーな蛇口直結型の浄水器、浄水ポット、据え置き型の浄水器、携帯型の浄水器などレパートリーか多いんです。
やはり、この中で最も使い勝手が良くて、値段的に優しいのは蛇口直結型の浄水器ですね。
塩素やカビ臭を取り除く性能の浄水器であれば、2,000円〜3,000円で購入することができます。
まずは手始めに蛇口直結型の浄水器を取り付けてみてはどうですか?
②カビ臭が夏だけならペットボトルで代用もアリ!
夏の間だけカビ臭に悩まされるなら、その間だけスーパーで売っているペットボトルのお水を飲んでもいいですね。
業務用スーパーなら2Lペットボトルが1本50円前後で売っているから、それほど家計に大きな影響は与えません。
大量のペットボトルを持ち帰るのは結構重たくてしんどいというのであれば、ネット注文するとお家まで届けてくれるのでラクですよ!
③カビ臭除去+冷水・温水が飲めるウォーターサーバーも意外とアリ?
カビ臭を気にすることなく、しかも冷水・温水を飲めるのがウォーターサーバーです。
ウォーターサーバーと浄水器の一番の違いは、常温水かどうかってことですね。
浄水器は水を浄水するだけなので水温は蛇口から出てくる水そのままの温度です。
だから、冷たい水を飲みたいのであれば冷蔵庫で冷やしたり、氷を入れて冷やす必要があります。
しかし、ウォーターサーバーならコックをひねるだけで冷たいお水、熱々のお湯が出てくるから使い勝手すごくいいんですよ!
水道水を高性能フィルターで浄水して使用する”水道直結型ウォーターサーバー”なら月々3,000円〜4,000円前後でお水が飲み放題なので意外と手軽にウォーターサーバー生活を始められるんです。
水道直結型ウォーターサーバーと聞いても、どんなものかあまり想像できないと思うのでこちらの記事でどんな機種があるのかチェックしてみてくださいね!