マーキュロップは、ある時期にボトル料金の値上げを行いました。
この前後に、ウォーターサーバーのメーカーの多くが値上げを行っています。
なぜ、値上げが起こったかには、明確な理由があるのですよ。
影響を受けたのはウォーターサーバーのメーカーだけには限りませんでした。
値上げが起こったのは、2017年、大手運送業者であるヤマト運輸をはじめ、運送業者が一斉に、運賃の値上げを実施したからです。
運送業者は、長い間運賃の改正が行われないまま、時が流れ、燃料費の高騰、人手不足の課題や長時間労働の問題が生じていました。
現在は、ウォーターサーバーのボトルの配送も運送業者が行っているメーカーも多いですし、またネットショッピングも急激に増加しましたよね。
そんな中、労働条件の改善などを含め、適正運賃の見直しが行われ、運賃の値上げに踏み切ったのがこの時期でした。
その影響を受け、マーキュロップも値上げを行わざる得なかったようですよ。
ではその内容を詳しく見ていきましょう。
目次
マーキュロップのウォーターサーバーの値上げの理由は?
マーキュロップはなぜ値上げに踏み切ったかは、物流コストの増加が一番の原因のようです。
マーキュロップのボトルの配送自体は、リターナブルボトルを採用しているので、自社配送となっていますが、その他の部分で、やはり物流とは切っても切り離せない関係があります。
改定背景
・生産および配送に関わる全般コストの増加
・サービス品質の維持向上に伴う投資コストの増加
・個人情報保護、セキュリティ強化に伴うコストの増加
料金改正の背景の説明にもありますよに、運賃の値上げに伴う資材輸送コストおよび燃料費の高騰により、これまでと同じ価格では、富士の天然水のボトルを製造・販売することが難しくなったのでしょう。
また、社会的な課題のひとつである労働力の確保や社員の処遇改善の面や、お客様ニーズの多様化にて対応するために、値上げに踏み切ったようですよ。
企業も大変なのは分かるけれど、突然の値上げに契約者の方は困りますよね。
値上げの時期!
マーキュロップは、2018年5月15日にボトル価格の値上げを発表しました。
運送業者の値上げ時期より半年以上は過ぎていましたが、契約者の方は驚かれたことでしょう。
翌月の2018年6月1日より「富士山の天然水」の価格の改正は実施されたのです!
値上げ幅は?
「富士山の天然水」ボトル12ℓ入りは、それまで1,504円(税抜)で販売されていました。
改定後の価格 1,630円(税抜)
ボトル1本につき126円の値上げが行われたことになります。
126円を高いと取るか安いと取るかは、人それぞれではありますが、値上げは家計にもダメージですよね。
1本なら126円で済みますが、1カ月に10本購入すれば、値上げ分1,260円が加算されるのですから、年間にすると15,120円と言う計算になりますね。
やはり値上げは、お財布にダメージが大きかったことでしょう。
1カ月の利用料金はどのくらい?
では、マーキュロップの月々の料金を確認しておきましょう。
マーキュロップの料金設定は、ボトル代金と『あんしんサポート料金』の合わせた金額となりますね。
・サーバーのレンタル料金
・ボトルの配送費用
・サーバーの点検又は故障対応費用
・1年に1回のサーバーメンテナンスのための交換費用
【あんしんサポート料金】
・スリム:649円(税抜)
・スリムS:649円(税抜)
・シタカラ:1,000円(税抜)
あんしんサポートは、以上のような内容が含まれており、サーバーのタイプにより異なりますが、毎月定額プラスで支払う形となっています。
マーキュロップのノルマは1カ月最低ボトル2本の購入と決められています。
・3,909円(ボトル代金2本分) + 649円 (あんしんサポート料金) = 4,558円(税抜)
・3,909円(ボトル代金2本分) + 1,000円 (あんしんサポート料金) = 4,909円(税抜)
ボトルの利用本数が増えれば、費用は更に増加していきます。
【仮に、あんしんサポート料金1,000円とした場合?】
・ボトル2本購入:4,090円
・ボトル4本購入:8,818円
・ボトル6本購入:12,727円
このように、金額はどんどん膨れていくので、契約時、1カ月間で水をどの程度利用するか検討しておく必要がありますね。
ノルマは2本なので、1人暮らし以外の方ではそこまで負担に感じることはないでしょうが、ウォーターサーバーを使用する場合は、水の利用金額を予測しておく必要がありますよ。
今後心配なのは、ボトルの価格がこれ以上値上されないかということですよね。
この点については、今後どうなるかは分かりません。
消費税に関しては、ボトル料金のみは、軽減税率8%据え置きですが、あんしんサポート料金に関しては10%の消費税がかかるようになっています。
月々の支払いの変動がおき、マーキュロップの価格設定に不安がある方におすすめウォーターサーバーがありますよ。
マーキュロップの値上げが心配な方にへおすめウォーターサーバーとは?
月々の支払いが、定額・使い放題のウォーターサーバーがありますよ。
『水道直結型ウォーターサーバー』です。
ボトル不要なので、これまでボトルにかかっていた注文や受取、重たいボトルの交換、ボトルの保管場所の確保など、様々な手間が削減されますよ。
では水はというと、水道水を高性能フィルターでろ過し、サーバー内のみできれいな水に変えることが可能となっています。
そんな水道直結型ウォターサーバーの中でもおすすめの2つのメーカーを紹介します。
ウォータースタンド
ウォータースタンドは、非常にサービスに力を入れているので、安心して利用出来ますよ。
では、メリット・デメリットをまとめたので確認してください。
【メリット】
・レンタル料金定額使い放題
・初期設置費用が無料
・訪問メンテナンスを半年に1回実施
・サーバーの種類が豊富
・レンタル料金に含まれるサービスが多数
<サーバーの初期設置費用・メンテナンス費用・フィルター料金・サーバーの故障の修理又は交換費用・引っ越し費用・解約時のサーバーの撤去費用>
・機能が充実
<チャイルドロック・エコ機能・冷水、温水、常温水まで使用可能>
【デメリット】
・対応エリアが限られている ※現在サービスエリア拡大中
・災害時などの備蓄水にはならない
・サーバーの設置の際に水道とサーバーをつなぐ工事が必要
サービス充実の『ウォータースタンド』の公式サイトはこちらから⇒
ピュレスト
ピュレストは、なんといっても月々のレンタル料金が低額なので、負担なくウォターサーバーを利用出来ますよ。
では、メリット・デメリットをまとめたので確認してください。
【メリット】
・業界最安値のレンタル料金2,980円(税抜)の定額使い放題
・自動クリーン機能搭載 ※冷水タンクを一次的に75度まで温め、サーバー内部を加熱殺菌
・機能が充実している
【加熱機能最大95℃・冷水の温度設定5℃、8℃、12℃の中から選択可能・チャイルドロック・エコ機能・冷水、温水、常温水使用可能】
・レンタル料金に含まれる費用
<フィルター料金、発送費用・サーバーの故障の修理又は交換費用・解約時のサーバーの撤去費用>
・サービスを全国展開
【デメリット】
・サーバーの初期設置費用が10,000円(税別)必要 ※サーバーの設置の際に水道とサーバーをつなぐ工事が必要
・災害時などの備蓄水にはならない
・サーバーの種類が少ない
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