美味しい氷の作り方は?家庭でも簡単に出来る方法!

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最近、かき氷が人気ですよね。

かき氷は夏のお祭りだけじゃないんです。

もちろん、暑い夏のお祭りで食べるかき氷は最高ですけどね。

今やかき氷は1年中、美味しくいただけるスィーツの仲間入りです。

かき氷専門店も増えているし、かき氷へのこだわりもものすごいのですよ!

こだわりは手作り蜜もですが、氷です。

氷に違いがあるのでしょうか?

家庭でも出来る、美味しい氷の作り方をご紹介しますね。

美味しい氷とは?

氷に美味しい、美味しくないなんてあるのでしょうか?

氷なんて全て同じでしょ。

 

 

正直なとこと氷を比べることなんて中々ないので分かりませんよね。

そこで今回、氷の違いについてご紹介しますね。

 

ご家庭で作る氷は、っぽい

え、白かなと思った方は、ご自宅の冷凍庫の氷をのぞいてみてください。

最近の冷蔵庫には氷を専用に作る自動製氷機が付いているものも多いですよね。

 

 

この氷も白ですよ。

なぜ、白いかと言うと、冷凍庫で急激に冷やされたお水は外側から凍っていきます。

中央に近づくにつれ、お水に含まれる空気や不純物が集まり、白くなり固まっていくのです。

白くなる原因は空気と不純物なのですよ。

 

購入した氷は透明

氷屋さんが作る氷は透明です。

 

 

透明の氷は、空気や不純物が氷の中に含まれていないので、透明に出来上がるのです。

多くの氷屋さんが行っているのはお水の処理です。

水道水を利用している氷屋さんは、水道水に含まれる残留塩素をはじめとした不純物をろ過して取り除きます。

活性炭ろ過やイオン交換膜、逆浸透膜法などを利用しています。

最近話題の水道直結型ウォーターサーバーも、水道水をサーバーの中だけで、活性炭や逆浸透膜を利用してキレイにすることが出来る点が同じですね。

すでにご家庭に導入されている方は、水道直結型ウォーターサーバーのお水が透明の氷作りにピッタリのようです。

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不純物を除去したお水を凍らせ始めると、今度は空気の問題が出てきます。

透明な氷づくりには空気は大敵なので、凍りかかったお水の中に、エアポンプなどを利用し多くの空気を送り込みお水を撹拌することで、空気がお水と一緒に固まることなく空気を外に出ていく仕組みを作っています。

ここはさすがにプロの仕事ですね。

 

 

凍らせる温度も、ご家庭の冷凍庫であればマイナス20度くらいですが、氷屋さんはマイナス10度くらいで、ゆっくりと凍らせていくのですよ。

このゆっくり凍らせる点もポイントです。

更に手間がかかっているのは、途中まで凍ったら、中に残っているお水を捨てて、新しいお水と入れ替えるのですよ。

少しでも不純物が残らないようにするためだそうです。

その後もいくつかの工程を経て、店頭に並んだり、飲食店などで利用されることとなりますよ。

氷と言っても、手間暇がかかっているのですね!

氷屋さんの氷は透明で、見た目もキレイですし、解けにくい点が良いのです。

 

美味しい氷の作り方にはもうひとつありますよ。

天然氷

今では日本で5か所でしか作られていない、天然氷です。

天然氷とは自然に出来るわけではなく、人の手により作られますが、自然の力を利用し作る氷のことですよ。

 

 

昔ながらの作り方で、湧水などを貯める池を作り、その中で寒さを利用しお水を凍らせていくのです。

シンプルですが手間と根気のいる作業が必要となるのですよ。

自然相手なので、雪が降ることもあれば雨、風、気温も低すぎても高すぎても最適な環境とは言えないそうですね。

そのような中で、氷にゴミが入らないように掃除を行い、2週間から20日程かけて氷を作り上げ、氷をある一定の大きさに切り出し、保存していきます。

氷の保存も氷どおしの温度とおがこなどを利用し解けない工夫をして、冷凍庫に入れずに天然氷を作っている場所では保存を行っているのですよ。

凍らすことにも保存にも、電気を使うことなく自然の力のみで作られた氷のことを天然氷と呼んでいるのです。

 

 

 

見るだけでもふわふわ感が伝わってきますよね。

天然氷はかき氷にした際、口当たりが滑らかで、ふわふわで、頭がキーンとすることもなく大変美味しく、今とても人気のスィーツになっていますよ。

プロの作る氷ような美味しい氷の作り方

ご家庭でも、透明で美味しい氷を作る方法をご紹介しますね。

意外と簡単なのでぜひ試してみてください。

 

作り方

①不純物の少ないお水の準備

 

ピュアウォーターなどがおすすめですが、水道水を利用する場合は沸騰し冷やしてから利用すると、残留塩素などの不純物が少なくなりますよ。

 

②製氷機にお水を入れる

 

③フリーザーバックに製氷機を入れ、空気を抜く

 

④フリーザーバックに乾いタオルを巻く

 

タオルを巻くのは、冷凍庫の温度が冷えすぎるので、氷をゆっくり固めるためです。

冷凍庫に温度設定が付いているタイプは弱にすることがおすすめですが、他の食材が入っている場合は、食材が解ける心配があるのでやめましょうね。

 

⑤冷凍庫に水平に入れて凍るのを待つ

 

②の製氷機を大きなタッパーなどで作る場合は、冷凍庫で凍っている途中に取り出し、中央部分のまだ凍っていないお水を一度捨てて、新しいお水と入れ替えることで、より一層透明な氷を作ることが出来ますよ。

 

ご家庭でも簡単に出来そうですよね。

透明の氷が良いのは、かき氷もふわふわで美味しく作れますし、なにより解けなのがいいですよ。

 

 

同じお酒を飲むにしても氷が変わるだけで味がガラッと変わるとよく言われます。

せっかくの美味しいお酒も氷がすぐに解け、温くなるだけでなく、味が薄くなってしまっては美味しくありませんよね。

ぜひ、ご家庭でも氷を作り飲んでみてください。

 

 

お子さんには、可愛い形の氷にしてあげると、一層美味しくなりそうですね。

 

ご家庭の自動製氷機の氷を美味しくするためには、製氷機のお手入れが大切です。

お手入れをしたからといって透明の氷になるわけではありませんが、キレイにしておくとで、嫌臭いを防げ、衛生面で美味しい氷が作れますよ。

 

最近では、自動製氷機専用の洗浄剤もたくさん販売されています。
手軽にお掃除するのに利用してみるのもおすすめですよ。
美味しい氷の第一条件は衛生的であることかもしれませんね。
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