ゆずのホットドリンクの作り方は?おすすめの3パターン!

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ゆずを見かけ始めると、冬が来たと思います。

日本は古くから冬至にゆず湯に入る風習がありますが、ゆず湯は血行促進や保温・保湿効果があるので、寒くなる季節にはピッタリです。

ゆずは果肉の酸味が強いので、そのまま食べることはありませんが、香りが非常に良く、皮や果汁を丸ごと使える優れものですよね。

今回はゆずを使ったホットドリンクの作り方を3パターンご紹介します。

ホットドリンクにおすすめのゆずの特徴

寒くなるとほしいのが温かい飲み物ですよね。

そんな時おすすめなのが、ゆずのホットドリンクですよ。

ゆずは、「ビタミンC」を多く含んでいます。

果汁よりも皮の方がビタミンCが多く、約4倍近く含まれていってご存じでしたか?

 

皮には香り成分の、「リモネン」や「ピネン」などもあり、リラックス効果が期待できます。

皮のツブツブした穴には「ユズノン」という、ゆず独特の香りの精油が含まれているのですよ。

 

ここでゆずを搾る際のコツをご紹介しますね。

ゆずを搾る際、ゆずを半分に切り、切口を上に向け、皮が下に来るように搾るのがコツです。

 

 

そうすると、果汁は皮をしたたり搾られますよね。

そうすることで、皮の持つ香り成分の精油を含み、より香りを高いゆず果汁となるのですよ。

 

ゆずにはビタミンCのリラックス効果や美肌効果的だけではなく、酸味の元の「クエン酸」や「リンゴ酸」も多く、疲労回復や胃液の分泌の促進などにも期待出来ます。

新陳代謝をよくし、むくみ予防や改善も行います。

更には、食物繊維の「ペクチン」も多く含まれているので、便秘予防や改善も行ってくれますよ。

 

ゆずは香りも高く、レモンと比べてもビタミンの含有量など、栄養素的にはゆずの方がはるかに優れていますよ!

冬場ゆずが出回る時期には、積極的にゆずを摂取することをおすすめします。

決して、ゆず農家でもゆずの業者でもありませんが、それだけ魅力的な柑橘類だと感動したのです。

 

 

ゆずは冬のものと思われがちですが、夏場は青ゆずとして1年中流通しているのですよ。

生産は四国地方が全国の出荷量の半数を占め、ミカンと共にたくさん生産されているようです。

 

 

四国でもゆずのドリンクなど加工品がたくさん作られていますが、家庭でも簡単に作れるゆずのホットドリンクの作り方をご紹介します。

ゆず入りホットドリンクの作り方

ゆず入りのホットドリンクの作り方は、様々ありますが大きく分けると、ゆずの果汁を搾って作るパターンと、ゆずをジャムにしたり、はちみつ漬けにして使うパターンとがありますよ。

どちらもゆずの香りと酸味が味わえおすすめです。

 

 

体が冷えている時や、風邪や疲れ気味の時など、元気回復のためにぜひ召し上がってほしい1杯ですよ。

作り方も混ぜるだけなので簡単です。

ジャムやはちみつ漬けは、ゆずがたくさんある時期に作っておくといいですよ。

手軽に飲めるゆずのホットドリンクの3パターンをご紹介しますね。

ゆず果汁でホットドリンクの作り方

1番シンプルな、ゆず果汁でのホットドリンクは、香りと酸味を感じ、スッキリとした味わいですよ。

 

 

【材料】

お湯・・・150~200㏄

ゆず果汁・・・1個分

 

【作り方】

カップに果汁を搾り、お好みの分量のお湯を注ぎ、よく混ぜれば出来上がりです。

 

お好みではちみつやショウガなどをトッピングするのもおすすめですよ。

 

きゆずのマーマレードジャムでホットドリンクの作り方

ゆずの時期にまとめて、マーマレードジャムを作っておくといいですよ。

 

 

優しいゆずの香りと甘みで、体を温めてくれます。

 

【材料】

黄ゆず・・・5個

グラニュー糖・・・200g前後

水・・・200㏄

 

【作り方】

①ゆずをよく洗い、皮をむく(白い綿が出来るだけとれないように注意)

②皮を細い線切りにする

 

 

③1度湯でこぼし、水で1時間程さらす(出来れば1晩付けるとよい)

④果汁を搾る

⑤鍋に皮、果汁、水を入れ、グラニュー糖は2~3回に分けて入れながら、30分くらい弱火でコトコト煮る

⑤とろっとしてきたら出来上がりで、殺菌した容器に入れ保存する

⑥カップにマーマレードジャムを1杯程入れて、お好みの分量のお湯を注げば、ゆずのホットドリンクの出来上がり

 

甘みはお好みの量で調整してみてください。

 

ゆずは、お湯と混ぜるだけでなく、紅茶やホットミルクとも相性がいいですよ。

サイダー割りや、焼酎などにもおすすめです。

もちろんジャムなので、パンに付けたり、お菓子にトッピングしても美味しいですよ。

フレッシュゆず茶の作り方

ゆず茶と言えば、韓国でよく飲まれ、韓国土産として最近では日本でも馴染み深いですが、家庭で簡単に作れるのですよ。

 

 

【材料】

ゆず・・・2個

はちみつ・・・200g

 

【作り方】

①ゆずをよく洗い、水気を切る(皮を塩でこすると汚れが落ちる)

②皮の傷や黒くなっているところは包丁でそぎ落とす

③ゆずを4等分にカットする

④中央の白い部分をそぎ落とす(口当たりが悪くなるため)

⑤種をとる

⑥果汁を搾り容器に入れておく

⑦果汁を搾った後の皮を千切りにする(出来るだけ細いほうがよい)

⑧果汁、皮の千切り、はちみつを混ぜ合わせれば完成

⑨カップにスプーン1杯程入れて、お好みの分量のお湯を注げば、ゆず茶の出来上がり

 

 

作ってすぐはフレッシュ感が楽しめ、数日置くとゆずとはちみつが馴染み、更に美味しくなりますよ。

しかし、加熱していないので、早めに食べ上げましょう。

 

〈注意〉

はちみつを使用しているので、1歳未満のお子さんには与えないでください。

 

 

はちみつにより、『乳児ボツリヌス症』を引き起こす恐れがあるためです。

くれぐれもご注意ください。

 

ジャムもゆず茶も作り方も様々ですし、手作りだとお好みの甘さに出来る点がいいですよね。

しかし、手軽に召し上がりたい方は、市販でもゆずを使ったジャムやゆず茶があるので常備しておくとよいですよ。

 

甘酸っぱいゆずのホットドリンクは、あなたの心も体も優しく温めてくれますよ。

ぜひ一度試してみてくださいね。

 

 

ゆずパワーで、元気に過ごしてください。

 

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